【Translation No.2】まちの魅力を再発見!つくる、育てる大阪のまちづくり

Translation No.2


大阪の持続的な成長と発展に向けて

大阪は、「キタ」と「ミナミ」を結ぶ南北軸、特に御堂筋を中心に発展してきました。そして、近年、「ヒガシ」から「ニシ」へ至る東西軸が、文化、観光、学術、交流の拠点として重要性を増しています。これらの都市軸を中心に、持続的な成長を支える魅力的なまちづくりを推進するとともに、高質で快適な都市空間の創出に取り組んでいます。

拠点エリアの形成を推進、世界に負けない大阪へ

広域的な鉄道や高速道路などの都市基盤が充実している大阪の「都心部」は、海外から企業・観光客を呼び込むことができるような、国際競争力のある拠点エリアの形成を推進しています。これらの拠点エリアは、国から「都市再生緊急整備地域」に指定され、特別な措置を受け、都市再生の拠点として、緊急かつ重点的に都市開発事業が推進されています。

“人中心”でにぎわいと魅力あふれるまちへ

道路を車中心から“人中心”の空間へと再構築し、沿道と路上を一体的に使って、人々が集い憩い多様な活動を繰り広げられる場へ再編する取組を進めています。これにより、都市部にゆとりある空間や良好な景観を創出するとともに、公民連携によるエリア価値向上等の取組などにより、にぎわいにあふれ、魅力あるまちづくりを推進しています。

御堂筋は、大阪市内の二大ターミナル梅田と難波をつなぐ全長約4㎞、幅員約44mのメインストリートです。道路空間において、車中心から世界に誇れる人中心のストリートへの空間再編の取組みを推進するなど、道路と沿道が一体となって、にぎわいのあるまちなみを形成しています。
 また、難波地域は、関西国際空港と直結する複数の鉄道駅やバスターミナルを有した大阪の二大ターミナルの1つです。なんば駅周辺では、車中心の空間から人中心の空間へと再編し、世界を引き付ける観光拠点として上質で居心地の良い空間の創出をめざしています。

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